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森に続く小径を今日も往く。その森の奥深く、生命の泉があふれるところ。思い出すように、懐かしむように、足裏をしっかりと地につけて、歩む。
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雨が降り出す前の

あの もわあっとした 空気が 

私に 何かを 思い出させる

それは けして わるくない

懐かしい、よく知っているはずの 何かだ

それが何なのか、思い出したいのに 思い出せないまま

私はもう、何十年も 過ごしてしまった

 

雨があがった後の 湿った土の上に 立つと

草木についた 雨露の玉が その球面に 世界を映すのが 見える

水が まだ空気の中にとどまっていた頃が 懐かしいのは

当たり前のことなのかもしれない

霧、霞、靄と呼ばれる 水が水である前の

空気とともにあった頃、それは

私が生まれる以前の、私自身の 遠い過去の出来事を 彷彿とさせるのだから



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