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森に続く小径を今日も往く。その森の奥深く、生命の泉があふれるところ。思い出すように、懐かしむように、足裏をしっかりと地につけて、歩む。
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教え子が 紫色の 振袖を着て

夢に 現れた

「あの子、もう 二十歳なのか・・・」



私は 自分が 振袖を 着た日のことを 思い出した

大学の 卒業式の ことだ

 

明るく かわいい オレンジ色で

大きな 鼓(つづみ)の柄が 刺繍されていて

華やかだけど 落ち着いた 色合いの 着物だった



さて、その振袖は 元は 姉が 成人式に 着たもので

要は 姉の お下がりだった




私の 記憶の中では、その振袖は 明るく軽い 緑色で

図柄は 全く正確に 覚えていたのに

色だけが 違っていた



どうして 記憶違いしたのか 自分でも わからない

どうしても 私の中の その振袖は 緑色なのだ

姉の 成人式以来 その着物を 目にしていなかったから

ずっと 緑色だと 思いこんでいた

卒業式に 着ようと 包みを 開き

オレンジ色の 現物を 前にして

大きなショックを 受けたことを 思い出す




「振袖」は 「袖を振る」

「袖を振る」とは、魂を呼び寄せるという 呪術的な 意味があると いう



 








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