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森に続く小径を今日も往く。その森の奥深く、生命の泉があふれるところ。思い出すように、懐かしむように、足裏をしっかりと地につけて、歩む。
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むかし ある男がね 自分ちの庭に生えている あふちの木のことを

荘子って人に 相談したんだって。

でもね、その相談っていうのは、一見 相談に見せかけて

どうやら 本当は 荘子って人への嫌味だったみたいなんだな。

こんな風に言ったんだってさ。



「ウチの庭には、あふちの木があるんだが、邪魔で困っている。

幹も枝も曲がりくねって ただ大きいばかりで、なんの役にも立たない。

大言壮語する あなたみたいですよ。」



でさ、その相談を受けた 荘子って人・・・これが、かっこいいんだ。



「あふちの木は、誰の役にも立たないおかげで

誰からも 斧をふるわれることはない。

あなたが、そんなあふちの木のことで困っているなら、

その木を、広いところに移してみてはどうか?

その木の下で、ゆっくり昼寝をしたり、のんびりできること請け合いだ。」


この森にも、あふちの木が あるよ。

今度、お昼寝するなら、その木の下に、君も 行ってみるといいよ。


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ひはんの種が 落ちていたよ

種は、ごっつい皮に 包まれていた

皮は、りせい や りろん の 色をしていた

皮をむくと 

中には ドロリとした かんじょうの 汁が つまっていた

じょうどう の においがしたよ



どうして、こんな種が 落ちていたのかな?

って、僕が 言ったら

みずたまちゃんが 答えて言った

「たぶんね

落ちてたんじゃなくってね、拾ったの」

じゃあさ、拾わなければ、落ちてなかったってこと?

「うん、そう・・・」

この種は、土に埋めても 芽は出ないなって

僕は 思った

なぜってね、皮をめくっちゃったし

僕たちが 拾わなければ、そこに 存在さえしないはずの 種だから

もう、それは 種とは 言えないね






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秋も深まってきたね 

まだまだ 冬を迎える準備にさえ 早いんだけど

森には なぜか もう たんぽぽが 咲いてるよ

根っこを 深く深く 掘って

清流で洗って 天日に干して

たんぽぽのお茶を つくるんだ

春に作った方が おいしいって みずたまちゃんは言ってたけど

たんぽぽさんは “今のも おいしいよ”  

だってさ


花びらはね、たくさん摘んで お酒にできるんだ

でもね、わざわざ 壜に入れなくてもね

ふふふ・・

あそこの 木の下の 横を 見てごらんよ

自然発酵した たんぽぽのお酒が 湧き水みたいに たまってるでしょ

手で すくって飲んでごらん

春の味がするよ

秋だけど 春を思い出すよ

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